なぜ目標を立てても達成できないのか
「今年こそ英語を勉強する」「今年こそダイエットする」。年始に目標を立てたものの、2月には忘れている。心当たりはありませんか?
目標が達成できない最大の原因は、目標の立て方が曖昧だからです。「英語を勉強する」では何をどこまでやれば達成なのかわかりません。目標設定にはフレームワークが必要です。
SMARTの法則とは
SMARTの法則は、目標を具体的で達成可能なものにするためのフレームワークです。
- S(Specific):具体的であること
- M(Measurable):測定可能であること
- A(Achievable):達成可能であること
- R(Relevant):自分の人生に関連していること
- T(Time-bound):期限があること
悪い目標と良い目標の比較
悪い例:「英語を勉強する」→ 良い例:「6月末までにTOEIC700点を取るために、毎日30分リスニング学習をする」
悪い例:「痩せる」→ 良い例:「3ヶ月後までに体重を5kg減らすために、週3回ジムに通い、夕食の炭水化物を半分にする」
目標を行動計画に分解する方法
大きな目標は、そのままでは手をつけにくいもの。年間目標→月間目標→週間目標→日次タスクの順に分解していきます。
分解の具体例
- 年間目標:TOEIC700点を取る
- 月間目標:1ヶ月で公式問題集を1冊終わらせる
- 週間目標:1週間でPart3・4の問題を20問解く
- 日次タスク:毎日30分、リスニング問題を3問解いて復習する
ここまで分解すれば、「今日何をすればいいか」が明確になります。
目標達成を加速させる3つのテクニック
テクニック1:if-thenプランニング
「もしXが起きたら、Yをする」という形で行動をプログラムします。「朝食を食べ終わったら、英語の教材を開く」のように設定するだけで、実行率が2〜3倍になるという研究結果があります。
テクニック2:進捗の可視化
カレンダーに学習した日に×印をつける「ジェリー・サインフェルド方式」がおすすめ。連続した×が並ぶと、途切れさせたくない心理が働きます。
テクニック3:宣言効果を使う
目標を周囲に宣言すると、達成率が上がります。SNSでの宣言や、友人への報告が効果的です。「言ったからにはやらなければ」という心理が、行動の後押しになります。
目標を見直すタイミング
目標は3ヶ月ごとに見直しましょう。状況が変われば目標を修正するのは当然のこと。目標に縛られるのではなく、目標を使いこなすのが正しいスタンスです。
まとめ
SMARTの法則で目標を具体化し、行動計画に分解する。たったこれだけで、「夢」が「計画」に変わります。今日のうちに、1つの目標をSMART形式で書き直してみてください。
